島くらし淡路

淡路島ローカル情報CO TO CO

こ  と  こ

【働き方暮らし方】空から土へ! 表現は変われど 生命と向き合う仕事も日常も変わりませんね

こんにちは、久久理代表 常見智子と申します。
2020年2月淡路島を拠点とし、薬草・伝統継承にも繋がる活動として
循環型共生とする生き方・在り方を自分の人生でもシフトチェンジ!!
地産地消となるサスティナブルコスメブランド&取り組みをしてます。

淡路島にきて、「自分の食べるものは育てたい」ということから
ご縁があった仲間たちとともに自給自足生活も少しずつスタート。
すっかり気づけば、手拭いをまいて土との時間が増えました。

約10年前は空の上で仕事をしておりました。
今では「土のある暮らし」「農ライフ」を大切にする
暮らし&働き方となっております。

その時々で仕事も日常も違いましたが12年以上歩んだ
道のりを振り返ると、「生命」というテーマで
私は自分の身体や心も通して
体験したかったことを歩んでいたんだということに気づいてしまいました。

少し遡り、昔のお話を。

当時、22歳の新卒で日系航空会社に入社。
客室乗務員として約5年勤務しておりました。
その後インテリア業界へ転身するのですが・・・

1日1000人以上の方とお会いし、公サービス要員でありながら共交通機関としてお客様の「いのち」を守る保安要員の役割で乗務していた5年間で
瞬時にお客様の状況や臨機応変な対応力を身につけていったのだと感じてます。

バリバリの責任感もあり、お仕事してましたね!
そんなある日、右肩を乗務中に脱臼。
西洋医学での手術&リハビリを約1年弱
することとなります。

人生初めての大きな手術。
「仕事or日常」を選択する分かれ道で、わたしは「生きる日常」を選択

※このわたしの身体に責任を持てるのは、わたしだけ。
そんなことを想ったなぁと振り返ります。

 どの選択をしても間違いではないですが
当時はしっかり自分と向き合いたかったのでしょうね!


若かりしCA時代

保安要員としての仕事も日々「生命」と向き合い、また空からですが
広大な自然の景色を毎日みておりました。それはそれは素晴らしく、
ただ・・・今思うとですね。

淡路島にきた今も視点は変わりましたが、
同じように植物やお野菜の「生命」と直結し、広大な自然の中で暮らしている!

面白いですね、人生って。

その時にはわからない景色ですが、目の前の日々を大切に積み重ね
歩むその先に、当時では見れない角度の景色・風景があります。

その後仕事へ復帰するも、やはり体力勝負な空のお仕事。
なかなか基礎体力を戻しながら変革期のCA時代をどう過ごそうかと考えた
25歳。ここが初めての自分の本当の想い・願い・心の声と向き合う日々
ターニングポイントでしょうか!

当時はすごい決心でしたが、
今振り返ると何を選んでも結局ここにたどり着いたんだろうと感じます。

インテリア業界・新参者として転身。
幼い頃から、父の仕事が建築関係でよくモデルハウスやインテリアを見るのが好きだったのでしょう。
自ずと影響があり、せっかく働くならと全く経験もないインテリア・物流・商社という新たなスタートを切りました。

環境先進国スウェーデンから誕生し世界30か国以上で愛され続けている
サスティナブルブランドのマーケティング&セールスを経験。

「サスティナブル・エコ・デザイン」のプロダクトを
日本・世界から誕生したあらゆるもの・人との出会いをしました。

しかしある日突然
左上半身がしびれる頸椎損傷を発症。
これをきっかけに仕事から日常生活に至るまでが激変!!

当時CA時代に経験した手術の後で日常での身体の使い方
癖により少しずつ頸椎へ負担がかかっていったようで。

「身体・心・考え方(習慣)」って本当にわかりやすく
そして絶妙なタイミングで症状として現れて示してくれることを
経験しました!

様々な症状と向き合い戸惑う中、
セルフケアによってめざましい改善を自ら体験する。

身体≒心の状態である”自己”と対話する中で、意識・感情のパターンに気づくと共に、
自然栽培・オーガニック等の「食」を見直し、食生活の改善にも取り組む。

当時最もわたしを変化させたものは、
「1杯のハーブティ」「自らの身体に触れる」ことでした

「薬草」との出逢い
口・皮膚からの吸収するもの

独自で行ってきたセルフケア+植物療法フィトセラピーの知識
そして自然な豊かさ、時の流れを再認識し文化や歴史を知る中
さらなる知識の追求と、栽培の実践により「薬草」への見識を深めます。

地元・奈良に古来から伝わる叡智「薬草文化」が現代の生活スタイルにおいて、埋もれつつあることを痛感し、その復興に取り組むことを決意。

そんなある日、50年以上に渡ってカレンデュラ(和名:金盞花)を
栽培する淡路島 廣田農園の廣田久美さんと出逢い
自らも栽培に参加することで、豊かさの原点となる”大地との絆”を
取り戻しながら一日、一日を大切に紡ぐ生活へと変化しました!

現在は、奈良吉野・淡路島という日本各地にある薬草文化を大切に
淡路島の皆さまとともにプロダクトを生み出し自身もシフトチェンジした
ライフスタイル。

振り返ると
今は植物・大地のいのちとの向き合いで
結局いつも知りたいテーマは変わらなったのだなぁと感じています。

これからも久久理とともに日本各地へ発信しております。
ぜひ淡路島へいらしてくださいね!

この記事を書いた人
常見智子(久久理)

日本フィトセラピー 協会公認植物療法士資格の元、フリーランスへ転身。活動&ブランド屋号『久久理』をプロデュース。
日本各地の薬草文化復活と地産地消を盛り上げ、日本のオーガニック及びサスティナブルな社会を促進する活動を第一次産業の淡路島農家さんや漢方薬陀羅尼助とのコラボ企画を考案するなど、幅広く薬草を活用し、『美と健康』そして『農ライフ』の大切さ、生きる在り方を淡路島で体現しながら発信中です。