2022.2.18 子育て
こんにちは。ふじもとです。
東京から淡路島へ移住して早3年が経ちました。
年度末が近付くこの季節は、自宅を建設していた時期を思い出します。
当時はまだコロナのない時期でした。それでも乳幼児ふたりいる状態での引越しは重労働。
私は産後の痔が再発したくらいしんどかった(汗)
私たちの住む淡路市東浦地域は比較的人口が多く、便利な店舗が多いところです。
それでも、新しい家が建つのが珍しく、ご近所の方に声をかけられます。
「どこから来たん?」「仕事しとんか?」などなど。でも、その方はどこのどなたかは知りません(笑)
子供の相手をしてくれる方も多く、とてもフレンドリーです。
住み始めると、ご近所さんからいただくものが多すぎて、何も持たない私たちはお礼の仕方がわからずに悩みました。
いただくものは摘みたての花や釣りたての魚、とれたての野菜など買えないものばかり。
3年経ってわかってきたことは、好意でくださるものに対価としてお返しできるものは好意しかないということ。
物がなくても、ありがとうという感謝と、日頃きちんとご挨拶をする事が大事だと感じています。
主人の趣味の釣りが上達したおかげで、少しだけど実際にお返しすることができるようになってきました。
育児が楽しいことばかりではないように、新しい土地で暮らすことも楽しいことばかりではありませんでした。
それでも移住する前の生活では気づかなかった新しい自分に出会えたり、忘れていた感覚を思い出すきっかけを見つけたりできています。
例えば私は、夏の高く広い空を見て、小さいころに感じた地球のすごさみたいな漠然とした圧倒的に敵わないという絶望感を思い出しました。
これは悪い思い出ではなく、自分って小さいなっていう感じのあれです。
子供たちにとっての3年間はとても変化の大きなものです。年少さんで登園時は泣き喚いていた息子は小学生になりました。
田舎に来たからといって決して野生児になりはしませんでしたが、刺身が食べられるようになったり、走るのが速くなったりしています。産まれたてだった娘は、すっかりネイティブな淡路弁を吸収して、まぁーしゃべるしゃべる。大人が子供に優しくする姿を多くみているからなのか、近所の子供たちも自分より小さい子にとても優しいです。その影響もあってか、うちも兄妹仲良しです。
漠然とこの3年を振り返ってみました。またの機会にひとつずつ掘り下げてお伝えしていきたいと思います。
この記事を書いた人
ふじもとりさ
生まれも育ちも東京の夫婦が一念発起して淡路島へ。2人兄妹の母として育児奮闘中。
ペーパードライバー15年を無事卒業して、今は通勤時に見る圧倒的な自然に毎日感動しています。産後のせいと運動不足であっという間に10キロ以上体重も増え、人間としての成長も止まらない(?)今日この頃です。関西弁はうまくならないけど、淡路島のおばあちゃん目指して頑張ります!