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12月6日 冒険の森おそうじ交流会 レポート

慌ただしい師走の週末とはいえども休日は休日。
今回は一年間お世話になった「冒険の森」をみんなでお掃除することにしました。

「久しぶり!どないしてた?」「野菜の育ち具合はどんな感じ?」「はじめまして〇〇に越してきた〇〇です」「〇〇ちゃん大きくなったねー」
いろんなあいさつが同時に飛び交うのも、もうすっかり見慣れた光景。移住者同士のコミュニケーション能力の高さに毎回驚くのは私だけ!?
みなさんほどよい距離感で接してくれるのでスッと輪の中に入ることができます。

簡単な説明を受けて早速作業開始。
役割分担が指示されるわけでもなく、道具の置き場所もてんでバラバラなのに、いつの間にか上手い具合に散らばって、上手い具合に作業が進んでいくのは何故なのか?
私は手を動かしながらもひそかにみなさんの行動に興味津々でした。

・庭作業が得意な方は大きな梯子をどこからか持ってきて木の剪定作業(見晴らしがうんとよくなった)
「あの作業っぷりはプロではないか・・・?」と勝手に想像していたらやっぱりプロの方でした。



・子連れのママさんは子どもと一緒に古民家のほこり取り、雑巾がけを子どものペースに合わせてのんびりと(いつのまにか雑巾がけレースが始まっていたりもする)



・クラフトスペースでは木の実の選別をしたり、クリスマスリースづくりがしやすいように整理整頓。
(大人にとってはいらないモノでもお手伝いしてくれる小学生にとってはキラキラ宝物にみえるモノ、多数発見。子どもの視点も大事ですね)



・冒険の森といえば“焚火”。訪れた人が焚火をしやすいように薪を大胆に切っていくお父さん。
(隣でみている子どもが一生懸命お手伝いしようとがんばっていました。ここでは誰も「危ないからやめなさい」とは言いません。「危ないけど見ててあげるから大丈夫。やってごらん。」という見守りの雰囲気があります)



こんな風に思い思いの場所で自分のできることをしていると、あっという間に時間が過ぎていきます。
「お金を払って遊ばせてもらう場所ではなく、自分たちの責任で遊ぶ場所。だからここが大事。」
参加者の思いが伝わってくる清々しい時間でした。

「淡路島に来るまではこんな場所なかったよねー」とみなさんが口をそろえて言っていたのが、とても印象に残りました。
そんな大人の姿を見ている子どもたちもきっと何かを感じてくれたはず。

自然の恵みをわけてもらいながら、それをお金で還元するのではなく、自分たちの時間と手と心を使って森に還元できることの喜びは、体験して初めてわかる「感覚」のようなものかも知れません。
この「感覚」を心にもっていると、小さな暮らしのなかにも大きな自然を取り込めるのが淡路島暮らしの素晴らしさだ、と改めて思いながら、ゴシゴシギュッギュと雑巾がけにも力がこもりました。

大掃除の後はすっきりとした古民家でお弁当ランチ。
参加者同士、島の情報交換や淡路島あるあるネタでおしゃべりに花が咲きます。



子どもはそこらへんを走り回り、ひなたの縁側では赤ちゃんがお昼寝をしていたり、それぞれの時間を妨げるものはここには何もありません。
「何もない、が、ある。」これは私にとって淡路島を一言で言い表す一番ふさわしい言葉だと思うのですが、この光景をみていると「ああ、ここにもあったな。」と、また一人ニヤついてしまいました。



心地よい疲れと共にゆるやかに解散。参加者のみなさんおつかれさまでした。

この記事を書いた人
小島 梢

淡路暮らし3年目。小学生を筆頭に4人の子育て真っ最中。 子育て支援員として働きつつ、支えているのか支えられているのかもはや不明。「子育てに関すること、全部かかってこいっ!」という境地・・・(悟りに近いのか!?) 隙をみつけると釣りに出ていく夫と、日々成長する子どもたちをひきつれてアフリカか、ミクロネシアを長期旅行するのが今の夢。