2022.2.19 島での出会い
2月12日、島くらし淡路にて『しましまアンバサダー講座~動画編~』オンライン講座が開催されました。
アンバサダーというのは特派員、広報大使といった意味があるそうです。
動画や写真の撮り方や手法を学ぶのではなく、
自分自身が、淡路島の広報大使=しましまアンバサダーとなり、
何を伝えたいのか?を自ら考え、どう伝えたらいいのかを学ぶ講座です。
学生の方から広報に関わる仕事をしている方、起業されている方など、9名が参加してくれました。
講師でお招きしたのは、神戸を拠点に活躍するクリエイター、岩本 順平さん。
デザインやアートの地産地消を進めるDORを設立し、
・地域の関係性をひろげること
・地域の魅力を高めていくこと
を中心に、地域活性化に取り組んでいます。
今回は2回にわたる講座の第1回目、オンライン編。
岩本さんが実際に取り組んでいるプロジェクトも紹介していただきながら、
コンセプトを客観的にとらえるためのSWOT分析という手法や、
ワークシートを使ったコンセプト設定の方法を教えていただきました。
そもそも誰のために撮るのか?何を伝えるのか?が「どう撮るか」よりも大事。
経験に裏打ちされた岩本さんの言葉をしっかり心に刻んだ後は、
堀内さんにより、3月6日に行う撮影編で訪ねるフィールドの紹介がありました。
島くらし淡路の周辺、佐野という場所についての説明や
ジビエの活用事業に取り組む方や、新規就農した移住者さん、地場産業である花を育てている農家さんなど生産現場で働く方々の紹介、
そして、この地域の抱えている問題など
写真を交えながら説明していただきました。
お次は、いよいよ次回の撮影に向けて、自分でコンセプト設定に挑戦!
誰に?
何を?
どのように?
をしっかり押さえながら、コンセプト設定していきます。
コンセプト設定した内容を一部、発表していただき、岩本さんの講評を聞いたことで、
今までコンセプト設定が苦手だったり、ターゲットを絞る理由がわからなかった方も
自分の中に落とし込むことができたように思います。
参加いただいた方からは
・コンセプト作りが苦手だったのですが、とてもわかりやすい説明で教えていただいたので考えてみることができました!
・誰に何を伝えるかのコンセプト作りの押さえ所を再確認できました。
・新しいチャレンジをしたいと思われている方も増えていると思うので、こう言った考え方を教えていただけるのは貴重だと思いました。中高生の娘にも経験したら良いだろうなと思いました。
などのご感想をいただきました。
最後に、岩本さんからインタビューの仕方についてのレクチャーがあり、
それも大変わかりやすく具体的で、すぐにでも実践したい内容でした。
次回はみんなで佐野エリアのスポットや事業者さんを周る撮影編、3月6日に開催です。
今回お聞きした内容を踏まえていったいどんな撮影になるのか…ますます楽しみです!
この記事を書いた人
高木恵美
神奈川県横浜市生まれ。2010年、結婚を機に香川へ移住し、フリーランスでウェブ企画・ディレクションを始める。2011年、自主保育サークルに出会い、運営しながら子どもたちと自然の中で過ごす豊かさを体感。2015年より淡路島に移住し「森のようちえんまんまる」を友人と始める。2019年よりGLASS ONION学習塾の数学講師。教育と環境に関わるお仕事作りに奮闘中!