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淡路市の子育て支援施設の一つ、“おむすび”とは?!

淡路市には、立ち寄れる「子育て学習センター(5ケ所)」と「NPO法人まあるく」があります。
今回は、「淡路市子育て世代包括支援センター“おむすび”」を運営している、関さんと武田さんに、サービス内容の詳細を伺ってきました。



 

ライター時友(以下、時友):淡路市が発行している「子育てハンドブック」などにも、「妊娠・出産・産後・子育てについての相談窓口」として紹介されている“おむすび”さんですが、移住検討中の方のために、もう少し詳しいサービス内容などを教えてもらえますでしょうか。

武田さん(以下、敬称略):私たちは、淡路市から委託を受けて、保護者の相談と交流の場である“おむすび”を運営しています。場所は、淡路市のイオンの中にあって、“おむすび”の母体である「特定非営利活動法人淡路島ファミリーサポートセンターまあるく」の横に、「おむすび交流の場」として、平日10時~16時の時間帯に開所しています。乳児の体重計や授乳スペースが併設されていて、そこに子育て支援員の資格を持ったスタッフがいます。今はコロナ禍ということもあり、一度に4組までと制限し、予約をしてから利用してもらっています。もちろん、利用は無料です。

ここに来なくても、電話での相談も受け付けていますし、お母さんだけでなく、ご家族からの相談も、もちろん可能です。

関さん(以下、敬称略):おむすびはこぢんまりとしていて、相談のハードルが低いといった感じでしょうか。悩みを相談するために枠を予約して、というのは身構えてしまってなかなかできないという方や、ただ聞いてもらうだけで楽になって、そのことで解決するような方まで幅広くいらっしゃいます。近くに小児科があるので、その帰りに寄ってくださる方も多いです。大したことないって分かっていても、病院帰りってどこか不安で、誰かに話せるだけでほっとしたりしますよね。私たち相談員と一緒に、お子さまを見ながらお話する中で聞きたいことが出てきたり、世間話の延長でポロっと悩みが出てきて膝をつき合わせて相談できる、ゆるくて温かい窓口だと思っていただけたらいいでしょうか。

現在は4組まで利用可能な「おむすび交流の場」
授乳スペースも併設

 

時友:悩みがないお母さんなんて、きっといないですよね。

関さん:子育てに必死だと、自分はいつも後回しだし、自分が何か抱えている思いがあることにすら気付かないまま、とにかく毎日必死。そこに気付けるほど、話をゆっくり聞いてもらえる機会もなかなかないですし、子育て中は大人と会話する時間がとにかく減りますよね。

時友:私もベビーカーを押しながら買い物に行って、スーパーのレジのおばさんと交わす言葉だけで癒された記憶があります。

:未就学児を持つ方の利用が多いのですが、「年少さんになるから、“おむすび”は卒業だね」といって、親同士で卒業パーティーを開いて、子どもたちの手形を取って記念のメッセージを私たちにくださったことも。相談に来て繋がり、保護者たちの交流の場としての役割も今後も担っていけたらと思っています。

 

時友:交流の場としては、以前からイベントも開いていますよね?

武田:まず、毎月「元気っ子カフェ」という妊婦さんと産後1年くらいまでの親のための無料相談日があります。助産師さんや保健師さんが来てくださって、いろいろ相談が可能です。同世代の子どもを持つ親同士で交流もできて、情報交換の場にもなっています。

:たくさんの方が利用してくださっていますが、まだこの場所を知らなくて利用されていない方には、ぜひ来ていただきたいですし、利用者が増えたとしても、私達スタッフとしては、マンツーマンでしっかり話を聞いて寄り添う、そんな部分をこれからもずっと大事にしていきたいと思っています。

武田:すぐにできるかは分かりませんが、ゆくゆくは多世代交流の場にもしていけたらと考えています。少し前に、淡路市にある看護大学の学生と親子が、オンラインで交流する機会を設けたのですが、それもとても盛り上がりました。そういった機会や場も作っていきたいですね。

この記事を書いた人
時友 真理子(ライター)

2016年に東京から淡路市に移住。1児の母。ライターをしながら、polarity therapyとCraniosacral therapyの修行に励む日々を送っている。