2025.9.8 暮らし
前回の語学交換会から早くも1カ月が経ち、8月の語学交換会が開催されました。8月の語学交換会のテーマは夏らしく『縁日』です。日が暮れてから集まり始めたため、耳をすませば心地よい虫の音が聴こえてきました。8月も終わりに差しかかっていましたがまだまだ蒸し暑く、キンキンに冷えたラムネを片手に会話を楽しみました。今回は9名の参加があり、初めて参加してくださった方もいました。
ラムネの他に縁日の代表でもあり、関西のソウルフードでもあるタコ焼きを作り、食後にはみんなでかき氷を作りました。
タコ焼きのタコは淡路島の特産品であるマダコを使用しました。本州と淡路島の間にある明石海峡近辺は潮流が速く、その流れに負けないよう太く短い足を持つタコが育ち、ぷりぷりの歯ごたえを持つタコが獲れるとのことです。
私自身、大学時代に時々友人と集まって『タコパ』を開催していましたが、年に2回するかしないかという頻度でした。一応実家にもタコ焼き機はありましたが、小さい頃に数回焼いた程度です。(私は関東地方の神奈川県出身です。)
移住して半年が経ちますが、もう既に3回もタコ焼きを食べています。淡路島でできた友人は以前、こだわりのタコ焼き生地の作り方を熱弁してくれました。(タコ焼き生地の硬さ、焼き加減など…)今回の交流会では私も海外の方に混ざって、タコ焼きの生地の入れる量やひっくり返すタイミングなどを教えていただきながらタコ焼きを焼きました。
関西圏に住む方は、一家に一台タコ焼き機を持っているということを噂で聞いたことはありましたが、皆さんの手捌きを見ると本当なのだとわかりました。
お手軽にできるタコ焼きですが完璧な焼き加減に調整するのが難しく、奥深い食べ物なのだと思い知らされました。関西圏に住む方一人ひとりがそれぞれの家庭で生まれた食文化を大切にし、こだわりを持ってタコ焼きを焼いているということに愛しさを感じています。改めて関西のソウルフード『タコ焼き』の魅力を感じることができました。これからの淡路島生活ではタコ焼きの魅力をさらに開拓し、私好みのタコ焼きを見つけていきたいと思います。
語学交換会では、トークテーマ:最後の晩餐は何を食べたい?を話しました。その中でみんなに共通していたのが「家族の作った料理がたべたい」です。思い出の料理を話すことで、その人の大切な思い出に少しだけ触れることができた気がしてとてもあたたかい気持ちになりました。
デザートには、かき氷機でふわふわのかき氷を作り、いちごミルクかき氷と、抹茶ミルク餡かき氷を楽しみました。日本のアニメ文化、死ぬまでにやりたいこと(Bucket List)についてなど様々なことを共有し、縁日気分を味わいながら素敵な夜を過ごすことができました。