島くらし淡路

           

島ではたらくvol.2
島に根ざした活動を仕事に

島ではたらく インタビューの2回目は北村さんのご一家です。
北村 一雄さん(島内物流会社へ転職)
由美子さん(「YUCARiA」起業)
龍玖(10歳)くん
天登(2歳)くん
移住した時期:2016年4月

山陰地方から関西方面で引越し先を探しているときに、友人のつながりから淡路島へ来たという北村さん一家。
「大好きな海に囲まれていて、天候も最高! 冬でこんなに青空がきれいなんて、感動してしまいました。しかも都会に近いのもいい。二人の実家にもすぐ行けるように利便性の高い淡路市で家を探しました」
移住当初は賃貸物件で暮らしながら、約3年かけて中古物件を購入。物件は知人の紹介で見つけたとか。
「暮らしていても私たちにはいいとこだらけで。今まで住んでいたところに比べると、土地のしがらみが少なく感じています。でも、田舎の良さは残っている。そのバランスが心地いいです。子育ても皆で助け合って育て合っています。この土地に身寄りがいない移住者同士での助け合いはもちろん、地元の人たちも助けてくれるので本当にうれしいです」

一雄さんは市内の企業に転職し、由美子さんは起業。オリジナルブランドを立ち上げ、椿油の魅力を広める活動と”mottainai”をプロデュースする活動をされています。

「移住者の人たちと話していると、仕事も住む場所も不思議な縁で見つけている人が多い印象を受けます。もし何か淡路島が気になっているなら、その兆候なのかも? と思ってもいかもしれませんね」と由美子さん。島の暮らしに慣れた今ではもう、橋を渡って島外にでるのが面倒になるくらい、島内だけで全然事足りるとか。「自然を大切にしながら、自然の力を借りて日々を豊かに暮らす」をテーマにした活動を行っている由美子さんにはぴったりの暮らしなのかもしれません。

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