2019.7.24
レポート
海や山の雄大な自然が残り、都会へのアクセスも良い淡路市。
お子さんを自然に触れる環境で育てたいという、子育て世代の移住が増えています。
7月6日、淡路島へ移住を考えている子育て中のご家族を対象に、淡路島の子育ての環境を見学したり、
淡路市に移住した子育てファミリーと交流してもらおうと、『淡路市の子育て体感バスツアー』を開催しました。
移住を検討する大阪や神戸の5家族と、数年前に県内や関東から移住した7家族が参加しました。
まずは、子育て学習センターを見学。
子育て学習センターでは、子どもたちが楽しく遊ぶ場所というだけではなく、お母さんやお父さんたちが気軽に子育ての悩み事や心配ごとを話せるような場づくりをしているのだそうです。
子どもたちが遊べて、大人も子育て中の仲間とお話できたり、子育てを支援してくれる人が
気さくに迎え入れてくれる場所があると安心できますね。
子どもたちは、おもちゃで夢中になって遊んでいましたが、最後は小学生のお兄ちゃんたちと一緒にお片付けができました。
ちょっと名残惜しそうでしたが…(笑)
お次は淡路島 冒険の森へ!
ここから合流するご家族もいたのでお互いの自己紹介と、小南先生(みんなからは「こみじい」と呼ばれています)から
「 冒険の森 」という場所について伺います。
冒険の森は、元校長先生である小南先生が中心となり、里山と古い民家を利用して作った遊び場で、
毎月第2・ 第4日曜日にプレイパークとしてオープンしています。
竹のすべり台やブランコ、ハンモック、工作スペースなどがあり、木登り、泥んこ遊び、竹や木の実を使った工作…
遊びの種類は無限大!子どもたちは自然の中でのびのび遊ぶことができます。
今日も盛沢山で遊びますよ!
さっそく始まったのは、淡路島ならではの玉ねぎの皮で染める、染め物ワークショップ!
そこで出てきたのは…なんと火おこしの道具!摩擦で火を起こして、火種を作ります。子どもたちも興味深々。
モクモクモク…と煙がのぼってきたところで、おがくずなどを丸めたものに包んで、ヒモでぐるぐるまわすと、
見事に火が付きました!
みんなで起こした火で鍋の水を沸かし、玉ねぎの皮を煮出します。
今回は、淡路島ファーム太陽と海さんの無農薬の紫玉ねぎの皮を提供していただきました。
そこに染めたい布を浸した後、よく絞ってミョウバンで色を止めます。
皮は紫だったけれど、染めたらどんな色になるのでしょうか…?
次は、お楽しみのお昼ごはん。
美味しいケータリングを提供している新宮さんが、淡路島ファーム太陽と海さんのお野菜をメインに作ってくれました!
ローストビーフに茄子のカツレツ、カボチャサラダ、子どもたちにはコーンスープ。
どれも優しくて美味しい味に、大人も子供もぺろりとたいらげていました。
食べている間に、外にあるピザ窯に薪をくべて、ピザを焼く準備もできていました!
チーズ、たまねぎ、コーン、トマトソース、マスカルポーネ、りんごのコンポート…豪華なトッピングを好きなようにのせて…
オリジナルピザのできあがり!半分はトマトソースをベースに、半分デザートピザにして楽しむご家族も。
さらに、子どもたちにはスイカをくりぬいた器にいっぱいのフルーツポンチのデザートが。
これには子どもたちも大喜び。最後は器に集まって、きれいに平らげていました。
これから移住したいと考えている方が気になるのは、淡路島に来たら実際にどんな暮らしや生活になるのか?
ではないでしょうか?
既に淡路市に暮らしているご家族もたくさんいたので、実際に淡路市での子育てってどうなの?
暮らしや仕事はどうしてる?
など話は尽きませんでした。
今回は、移住相談窓口の方や子育てを支援している方々も一緒に時間を過ごしたので、
疑問に思っていること、ゆっくり聞くことができたようです。
島くらし淡路では、これからも淡路市での暮らしをイメージしてもらえるようなツアーやイベントを開催していきます。
淡路島での暮らしを考えている方がいたら、ぜひ遊びにきてください。